やる気 ---> アセチルコリン ---> 海馬、前頭葉
やる気を出すには、やり始めるしかない。
『海馬 脳は疲れない』3章を読んだ。内容はやる気についてと、やるきを阻害する物質について、、しか印象にない。眠いなか読んだからなのか、興味のある内容が「やる気」についてしかなかったのかは分からない、とりあえずやる気について書く。
本章の内容によると、 やる気は側坐核(そくざかく)が出す。何を出すかというアセチルコリンという神経伝達物質だ。このアセチルコリンを海馬と前頭葉に出すことでやる気が引き出されるのだ。
そして、このアセチルコリンを出すには、側坐核を刺激する必要があるわけだが、側坐核を刺激するには行動を起こすしかないのだそうだ。つまり、「やる気を出すには、やり始めるしかない」のだ。
ここで、思ったがやる気がないのだから、そもそもやり始めるのがしんどいんだよなと。やる気が出ないというのは、やり始める気が出ないとも言い換えることができるような。
なので、やり始めるコツを知る必要があるよなぁ。なんか、無理にでもやれるようなご褒美とか、、、でなければ強靭な意思が必要な気がする。やる気を出すというのは、こんなに大変なことなのだろうか。もう一種のスキルといえる。
普段の生活の中でアセチルコリンの分泌を減らしてしまう物があるらしい。それは、風邪薬だそうだ。(鼻炎の薬や下痢止めなども含まれるらしい)
なので、試験がある日やここぞという時に、念のため風邪薬を飲むという行為は良くない。さぞパフォーマンスが落ちてしまうことだろう。
私の周りにもしょっちゅう風邪薬を服用している人間がいる。その人はいつもやる気が出ないとぼやいているのだが、まさか風邪薬が原因ではなかろうか。
というわけで、やる気について自分なりに理解した内容を書いてみた。
うん、「やる気を出すにはやり始めるしかない」ではなく、「やる気を出すにはやり始めるための個人スキルを身につける必要がある」ということにする。